2025年5月6日、ジャンプ+にて始まった新連載
『あらばけ!荒吐グングンパーク』。
一見「なんだこれ!?」とツッコミたくなるタイトルからは想像できない……いや、想像通りの混沌と破天荒が詰まった、“予測不能型ギャグ×SF”な一作です。
この記事では、第1話を読んで感じた面白さ、独自の魅力、そして今後の展開への期待をネタバレ最小限でお届けします。
とにかく“変”。だが、それがいい
ギャグ漫画なのは間違いないですが、独特な設定とストーリー展開に、いい意味で振り回されました。
物語は、ある日謎の青年が子犬を助けた(?)シーンからスタート。人間関係が苦手そうなその青年と、転校生で生き物好きの高校生・**穴森胃成(あなもり いなり)**を中心に展開されていきます。
学校、森、不思議な生き物、そして謎の地下組織らしき存在……
次から次へとツッコミたいことが増えていくのに、なぜかテンポよく読めてしまう不思議さ。混沌と構成のバランスが絶妙です。
謎の生命体“メソス”とは?
本作の最大の特徴は、正体不明の奇妙な生物たち。
小さなおじさんのようなうさぎ?
黒いにゅるにゅる?
煙を吐くタコツボ?
背中に顔がついた何か?
……説明不能な存在ばかりなのに、どこか愛嬌があるのがまた謎です。
これらの生物たちは**「メソス」**と呼ばれ、どうやらただのモンスターではなく、特別なルールや生態を持つ存在のようです。
彼らと人間の関わり方、捕獲・管理の仕方など、今後の設定の掘り下げが非常に楽しみなポイントです。
そして、それを秘密裏に保護しているという謎の組織「PETS(ペッツ)」。
本当に存在するのか? 青年の妄想なのか? その曖昧さも含めて、今後の展開に注目です。
荒吐グンゼというキャラのインパクト
読者の心にまず強烈な印象を残すのが、謎の青年**荒吐グンゼ(あらばき ぐんぜ)**です。
言動は常にボケ倒し。
行動は一見意味不明なのに、生物に関する知識や道具にはやたら詳しいというギャップがクセになります。
しかも、とんでもなくタフ。普通なら命に関わりそうな出来事にも「15分寝れば回復」と言い放つ超人ぶり。
「おふざけキャラかと思いきや、実は超有能」
そんな展開もあるのかもしれません。今後、彼の過去や正体が明かされていくのかも含めて、目が離せません。
今後の展開に期待すること
1話を終えた時点で、キャラクターも世界観もまだまだ謎だらけ。
ですが、それがかえって読者の想像力をかき立てる作りになっています。
謎の生物“メソス”はどんな種類がいるのか?
地下組織「PETS」とは何者なのか?
穴森はこの不思議な世界にどう関わっていくのか?
王道の成長物語や熱血バトルではなく、トラブルまみれの日常をギャグで乗り越えていくタイプの物語になるのかもしれません。
まとめ|“ツッコミが追いつかない”異色のギャグSF
『あらばけ!荒吐グングンパーク』は、
不思議な魅力と予測不能な展開に満ちた新連載。
ツッコミが追いつかないくらいのアイデアにあふれた第1話で、これからもどんなカオスが巻き起こるのか想像もつきません。
ギャグ漫画が好きな方にはぜひ読んでみてください。